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e-Learning magazine (はじめてのeラーニング)

学びとインターネット (PC/タブレット/スマホ)

eラーニングとは20  【塾と動画配信3】

eラーニングの今(2016年版)

 

動画配信の場合、

クラウド化する、というのが大きな流れになる。

 

しかし、クラウドだと毎月、定額とはいかない。

流量があがれば、金額はあがるので、

固定費にいくらかかるか? という計算が立てにくいのだ。

 

はじめは安いと思って大手のクラウドサービスを利用しても、

流量に比例して料金があがるので、

サービスを考えなおす人たちの声も最近、多く聞かれる・・・。

 

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そこで今、流行りつつあるのが、

大手のクラウドサービスと連携した

データセンターに人気が集まっている

 

つまり、通常はデータセンター内の

サーバ対応なので、固定費ですむ。

 

流量が読めないサービス開始時や、

キャンペーン対応などのアクセス数増大が見込めるときだけ、

大手のクラウドサービスと接続する方法だ。

 

これなら、通常は固定費ですみ、

アクセス数増加の時だけクラウドと

連携するという技ができるのだ。

  

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 2016年5月Moodle正式パートナーへ】

eラーニングとは19  【塾と動画配信②】

eラーニングの今(2016年版)

 

動画教材の場合、配信方法についても考えなければならない。

 

ダウンロード形式か、それともストリーミング形式かである。

この選択はなかなか難しい。

 

低コストで映像を配信したいならダウンロード形式がベストだが、受講生にとってはダウンロードが終わるまで待たなければならないタイムラグが生じる。また、配信側にとっては教材をダウンロードされてしまうというリスクもある。

 

いっぽう、受信したらすぐに配信されるストリーミング形式だと、受講生はすぐに動画教材を見られるし、ダウンロードできないため、コンテンツ保護という面でもベターである。ただし、サーバ+ストリーミングサーバという構成になるので、割高になるデメリットはある。

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また、もうひとつ考えなければならない問題もある。

受講生などの同時アクセスの問題だ。

 

何人まで同時アクセスに耐えられるか?

これによってサーバスペックが異なってくるからだ。 

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。

http://www.io-maga.com 2016年5月Moodle正式パートナーへ】

eラーニングとは18 【塾と動画配信①】

eラーニングの今(2016年版)

 

テレビCMなどでもわかるように、

現在、塾でのeラーニング教材の主流は映像だ。

 

なぜ、映像コンテンツが主流かというと、デバイスを選ばないためだろう。

 

受講生が持つ端末はPCだけでなく、タブレットやスマホなど多種多様だ。

そのため、どの端末でも視聴できるmp4の動画配信に人気が集まる。

 

一方、映像の内容としては、黒板に先生が板書しながら説明するところを動画にする場合もあれば、デジタル黒板にパワーポイントを映し出し、先生がその説明をしている場合もある。

 

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↑電子黒板にパワーポイントを表示させたもの(1枚絵)

 

また、独自の再生プレーヤー上で映像とパワーポイントを

同期させてみせるe ラーニング教材も人気が高いが、

こちらは塾というより社会人向けのeラーニング教材で多く見かける。

 

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 ↑映像とパワーポイントを別々に表示させて、同期させてみせるもの(2枚絵)

 

この違いはなぜなのか?

 

 一度、考えてみたことがあるが、これは教え方のスタイルを

そのまま反映しているのではないだろうか?

 

 塾ではまさしく黒板上で教えるので、1枚絵になる。

一方、社会人の場合、プロジェクターにパワーポイントを表示させて教えるので、

2枚絵(教える人とパワーポイントが分離したスタイル)になる。

 

この教え方のスタイルの違いが、そのままそれぞれのe ラーニング教材としても

踏襲されているのではないだろうか?

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 2016年5月Moodle正式パートナーへ】

 

eラーニングとは17  【第7回教育ITソリューションEXPO編 今年はオバマ大統領も力を入れるSTEM教育が目玉か?】

講演、セミナなど

 

子供は勉強などしなくとも、のびのびと育てたほうがいい、

という言葉をかつて耳にしたこともあるが、いまはどうなのだろう?

 

塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読むと、

紀元前の古代ローマでは、5、6歳になると、

子どもは教育を受けていた、という。

 

リベラルアーツってといわれ、

文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学、天文学、音楽を学んだという。

リベラルアーツは、「人を自由にする学問」という意味で、

生きるための力を身につける手法とも言える。

 

人にとって「教養」というのは、

時代を問わず永遠のテーマなのですね。

 

そんな「教養」ならぬ「教育」にまつわる

イベントが2016年5月18日(水)~20日(金)まで

東京ビックサイトで行われる、第7回教育ITソリューションEXPOだ。

 

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今年の目玉は、「みらいの学び」が増設された点だろう。

 

オバマ大統領も力を入れているSTEM教育(Science Technology Engineering Mathmatics=科学、技術、工学、数学の4つの頭文字)やFab Learning(3Dプリンタやカッティングマシンなど多様な工作機械を利用して作品をつくるもの)の実践例も見られる、という。

 

ちなみに弊社もeラーニングジャパンゾーン(小間番号16-34)で出展しているので、ブログをお読みの方はお立ち寄りくださいませ^^

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 2016年5月Moodle正式パートナーへ】

 

eラーニングとは16  【通信講座のオールWEB化 Moodle(ムードル)活用編③】

eラーニングの今(2016年版)

 

ただ運営会社は、いきなりすべての通信講座をWEB化しようとは考えていなかった。まずは一部の講座をWEB化し、その反応をみて、徐々に拡大しようとしていた。

 

ビジネススタイルすべてを変更するにはリスクが伴う。

受講生の反応も聞きながら、徐々に方向展開したい考えだ。当然といえば当然である。

 

一方、これから通信講座を受けたい受講生の話も聞いたことがある。

 

子どもと母親が、英語検定とインテリアコーディネイトを習いたい、と思っている方だ。郵送の流れを伴う通信講座での受講になるらしいが、できるならWEBだけで完結すれば嬉しい、という声を聞いた。

 

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世代や習う講座にもよるのだろうが、スマホ等で見られる通信講座のメリットは大きい。

 

運営側、受講側、双方で一番のネックになるのはやはり「お金」の問題になると思う。

 

運営側は当然、既存の売上は確保したい。

一方、受講生側は、紙やCDなどの商材がないのであればリーズナブルさを求める。

どちらともに正しい、と思う。 

 

そこをどう埋めるかが、通信講座のWEB化の課題になるのだろう。ただ、紙やCDではできない、WEBだからこそできるサービスで、ここを打開する案はさまざまあると思う。

 

弊社では、「通信講座のオールWEB化」サービスをスタートしているが、WEBだからこそできるサービスの提案もいろいろしてゆきたいと思ってます。興味ある方はぜひ下記アドレスより、ご連絡いただければ、と思っております。

http://io-maga.jp/wp/

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

 

eラーニングとは15  【通信講座のオールWEB化 Moodle(ムードル)活用編②】

eラーニングの今(2016年版)

 

受講生側から、現在の一般的な通信講座を見てみると、面倒な流れがある。

 

講座の支払いは銀行へ行き、届いた教材は冊子だったり、CDやDVDだったりするので思い立ったときに、思い立った場所で勉強することはなかなかできない。

 

これがオールWEB化(スマホでの閲覧も可能)になれば、

受講生にとってはスムーズになる。

 

まずは、WEB上で支払いを完結することができる。支払いが確認できれば、すぐにアクセスできるURLと、ID、パスワードが自動的(プログラムされていれば)に運営会社から届き、その日から勉強をスタートさせることができる。

 

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教材や音声、映像、そして学習を管理するプラットホーム(弊社の場合オープンソースのMoodle【ムードル】を利用)が、PCやタブレット、スマホにも対応するように配慮されていれば、いつでも、どこからでも、思い立ったときに勉強ができる。

 

通学・通勤時間はもちろん、すき間時間に勉強できるメリットは大きい。

 

受講生側のメリット、それを考えて通信講座の運営会社は弊社に問い合わせてきたのだった。

 

つづく

弊社サービス【通信講座のWEB化】 

http://io-maga.jp/wp/

 

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

 

eラーニングとは14  【通信講座のオールWEB化 Moodle(ムードル)活用編①】

eラーニングの今(2016年版)

 

通信講座を行っている会社から電話があった。

 

「通信講座をしているのですが、御社の話を詳しく聞きたい」という。弊社のHPを見ての問い合せだった。

 

現在は、紙の教材やDVDを受講生に送って通信講座で行っているが、その流れをWEBでできないか? と思っての問い合せ。できれば、WEB上で受講料の支払いや、テスト問題、受講者の管理も完結させたいという。

 

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早速、通信講座を行っている社長と会い、現在の流れを伺う。

 

受講生は、まずは専用の受講申込みに、受講したいコースなどの必要事項を記入のうえ、受講書をポストに投函。その後、指定した教材セット(教科書、CD、テスト問題)と振込用紙が手元に届く。講座料金は後払いで支払う、といった流れだ。

 

これをすべてWEB上で行いたい、という。

 

教材やテスト問題もWEB上にアップし、振込の手続き、受講性の管理、テスト問題の結果の把握(学習管理システム)などの一連の流れもすべてをWEB上で完結させたい、という。

 

また、受講生のことを考え、PC上だけではなく、タブレット、スマホからも受講できるシステムを望んでいた。

 

つづく

弊社サービス【通信講座のWEB化】 

http://io-maga.jp/wp/

 

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

 

 

eラーニングとは13  【英文ライティングとMoodle(ムードル)③】

eラーニングの今(2016年版)

 

B社のようにオープンソースの学習管理システム、Moodle(ムードル)に自分たちのビジネススタイルにあったカスタムを加える会社は多い。

 

Moodle(ムードル)を利用して英文ライティングの2回の添削を可能にしたのもカスタムによってだ。

 

また、Moodle(ムードル)なら、PCはもとより、タブレットやスマホでも自在に画面デザインがかわるため、実際の英語ライティングの課題はPCで行い、先生からのフィードバックは、隙間時間にスマホやタブレットから復習する、といったことも可能だ。

 

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通信環境さえあれば、いつでもどこからでも学習環境へアクセスできる利点は大きい。

 

管理者側も一元管理できるので、誰がいつアクセスしたか、どこまで進捗しているか管理できる。

 

このほかにも多種多様な問題作成機能やアンケート機能があり、カスタマイズすれば、課金システムとMoodle(ムードル)を連携することも可能なので、今後、通信教育のWEB化などにも効果を発揮するはずだ。

 

つづく

 

次回からは通信教育とeラーニングについてお届けする予定です。

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

eラーニングとは12  【英文ライティングとMoodle(ムードル)②】

eラーニングの今(2016年版)

 

B社はビジネスライティングをインターネット上で行うためのプラットホームとして、学習管理システム、Moodle(ムードル)をカスタムして利用している。

 

カスタム内容は、2回の添削ができる機能で、それが添削の売りでもある。

 

最初に受講者から送られてきた文章に対しての添削では、スペルミスや、文法上のミス、ヒントなどを返信する。そこで受講生はまずは考える力を養う。

 

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さらに一考して送信した文章に対して、プロの講師たちが正解としての添削をするので、一歩一歩、段階的に進める学習デザインとなっている。

 

添削するのは、もちろんネイティブだが、全員が英語の教員でもある。また、講師はMBA取得者や、医療系、エンジニアなど、専門性を兼ね備えたラインナップ陣でもある。ここがB社の人気の秘密で、10年という長期にわたってビジネスベースでeラーニングを行っている由縁でもある。

 

「言葉というのは変化してゆくので、リアルタイムで学べるのも魅力です」とB社マーケティング部長はいう。つまり、10年前と今では、使う言葉にも当然変化もある。それがリアルで学べる面は大きい。

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

eラーニングとは11  【英文ライティングとMoodle(ムードル)①】

eラーニングの今(2016年版)

 

ビジネスの現場では、不明瞭な英語で書かれたeメールによるミス・コミュニケーションが多発している、という。

 

そんななか、10年以上、英語のライティングをeラーニングで企業や個人向けに教えている会社がB社である。

 

 「個人のお客さまもおりますが大半は、大手監査法人、大手法律事務所といった法人です」とはB社・マーケティング部長だ。「一語一句間違えられない状況の中で、より正確な文章を書けるということでニーズが高まり、10年以上eラーニングでビジネスライティングのサービスを提供しています」

 

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ネイティブでさえ、学ばなければフォーマルなライティングは身につかない。それを効率よく学べるようにプログラムされている、という。たしかに日本人なら誰もが正しい日本語をかけるわけではないのと同じだ。 

 

現在、3つのコース設定があり、TOEIC300~600点が基礎コース、600~900点が中級コースで、900点以上が応用コースだ。「ただし、TOIECで900点以上あれば、応用コースか? というと違います。最初にプレスメントテストをうけてもらい、コースが決まる仕組みです」応用コース希望の方でも中級コースになったりする方もいるという。

 

そして、ここのビジネスライティングのやり取りを行うプラットホームに学習管理システムのMoodle(ムードル)が利用される。

 

どのように利用されているか?  そこにこの会社の魅力が凝縮されているのだった。

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

 

eラーニングとは 10 【ロボットが講師】

講演、セミナなど

 

自立型ヒューマノイドロボットを活用することによって、教育プログラムは大きく変容する、といった内容の講演が2016年2月に日本イーラーニングコンソシアム(eLC)主催で行われた(ヒューマノイドロボットとは人間そっくりなロボットの意味です)。

 

具体的には㈱シンクスバンク社が「NAO」(ソフトバンク「pepper」と同じエンジン)ロボットをデバイスとして集合教育に導入。スマホやタブレットで勉強を教えるのと違い、ロボット自らが講師となっている。そのため「誰もが集中力を持続しやすい」教育環境がつくれる、という。

 

確かに、会場で「NAO」ロボットが英語を教えだすと、みんなの目はロボットに注がれ、ほほえましい空気に変わる。

 f:id:hkikuno:20160317075838j:plain写真はpepper

 

「感情的にならないで何度でも教えられる」

「ロボットに叱られても生徒が傷つかない」

といったロボット・デバイスならではなのメリットが紹介される。しかし、開発側はしっかり「叱る」というプログラムも盛り込んでいたのですねw。

 

この「叱る」はeラーニングにとっては、なかなか新しい行為ではないか? ロボットだからこそできる仕掛けともいえますよねw。ちなみに、ロボット・デバイスの教育プログラムは、アメリカでは自閉症児童ソリューションとして本格的に取り入れられている、という。

 

ビッグデータやAIと連動して、生徒それぞれにあった教え方ができるロボットの登場! なんって日もそう遠くない未来に訪れるのだろうなぁ、きっと。

 

つづく

次回は英語とビジネスとeラーニングについて紹介する予定です。

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

eラーニングとは 9【接客業の研修④】

eラーニングの今(2016年版)

 

全国展開で店舗営業を営むA社では、

いままで話してきたように、

ほとんどの教材を動画でつくる。

 

その教材は、スタッフがDVDで見ていた時と違い、

スマホで見られるためか、何度も巻き戻し、繰り返し見られているという

(*動画は、学習管理システムMoodle(ムードル)上にアップ)。

 

DVDとインターネット動画での巻き戻し操作にそれほどの違いはあるのか? 

 

違いはあった。

 

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たとえば、YouTubeなどで動画をよく見る人ならわかるが、

マウス操作でナビゲーションバーを操作すれば

瞬時に巻き戻すことも、元の場所へ戻ることもできる。

しかし、DVDでは瞬時に元の場所へは戻れない。

 

まるで数ページ前に戻れる本のような扱いができるこの「差」が

何度でも再生する「反復」に繋がるのではないだろうか?

学習でこれができるか否やの差は大きなウェイトを占めるのではないだろうか?

  

効率主義かもしれないが、ITにとって、その短い歴史を振り返っても

スピードはひとつの大切なキーワードだ。

 

冒頭(接客業の研修①)でもDVDプレーヤーにDVDを入れることさえ

面倒になった人のことを紹介したが、ほんの僅かな動作の短縮が、

知らないうちに受講側にとってはありがたい効果を促す。

 

「DVDのときより確実に効果的です。習得率もDVDのときより断然、早いと思います」という教育担当者の声もうなずける。

 

この会社では、eラーニングをはじめて、まだ10か月ほどが経過したところだが、今後、さらにいろいろな形で進化してゆくことと思うので、ぜひその後をレポートさせていただきたい、と思っています。

 

つづく

次回はロボットとITについて紹介します。

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

eラーニングとは 8 【接客業の研修③】

eラーニングの今(2016年版)

 

「言い訳ができない動画づくりを目指しています」とは教育担当者。

 

たとえば、手を消毒する際の手順について説明する動画では、

一つ一つの動作に対して、テロップを入れ、

滞りなく一連の動作ができるように丁寧につくられている。

 

「間違いなくできるように動画は制作しています。ですから、

動画を見た人は、言い訳はできないはずなんです(笑)」

 

テキストで伝えようとすると勘違いも起こる。しかし、手を消毒するなどの一連の動作の教材であれば、テキストより動画の方が有効だ。

 

また、eラーニングで動画を配信するようになってからは、

教材に対してスタッフから注文もくるようになったという。

 

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たとえば、技術を教える動画についてだ。 

 

「いままでは、技術を教える場面は、

正面から撮影していましたが、スタッフから

『技術者目線で撮影してほしい』といわれました」

 

正面からの撮影では、いざ自分がトライするときに

左右の手が逆になるが、技術者目線で撮影すれば、

頭の中で左右を反転させる作業は不要となる。

 

そう考えると、正面からの撮影は、作り手側の視点なのだろう。

 

全体を俯瞰して、一見、わかりやすそうに見えるし映像としての完成度も高い。

 しかし、実際に学ぶ側のスタッフにとっては、

それよりももっと実用的なアングルが必要なのだ。

 

今後、eラーニングにとって動画教材はますます不可欠な存在になるが、

教わる側の目線で考える、これもひとつのキーとなるのだろう。

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 ㈱徳間書店、㈱ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

eラーニングとは 7 【接客業の研修②】

eラーニングの今(2016年版)

 

全国展開で店舗営業を営むA社では、

今までは各店舗に新人研修用のDVDを配っていたが、

昨年からeラーニングでの動画配信へ移行した。

 

それによりスタッフはスマホから研修用動画が見られるようになる。

 

「DVDのときだと、スタッフは休日に見ていました。

でも、今のeラーニングだとスマホから見られるので、

会社の行きかえりなど、すき間の時間を利用して見ています。

この違いは大きいです」と教育担当者。

 

「DVDと違って誰が見たか? 見ていないか? 管理できるのも魅力です」

 

動画教材が学習管理システム上にあるために、

スタッフの受講履歴がとれるのだ。

*学習管理システムはMoodle(ムードル)を利用。

 

ちなみに期限までに、動画教材を見ていない人は、

教育部から各店舗の店長へ連絡され、

そこで注意される、という。

 

同社では現在1か月に5教材ぐらいのペースで

動画を制作中で、接客、機器、技術、法律、

商品説明など、幅広いジャンルに広がっている。

 

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なかでもクレジットについての、教材は効果的だったという。

 

「お客さまとクレジット契約をする際、

記載ミスがあると、契約の決まったお客さまでも

再度のやりとりが発生するため、キャンセルされました。

それがスマホで手軽にクレジットでの

手続きが見らえるため、格段にミスが減りました」

 

確かにDVDと、スマホで見られる動画だと、

気軽に繰り返し見られる、という点で違いがある。

 

片や場所を選び、

片やすき間時間さえあれば

反復できる差は大きい。

 

またこの企業では、動画づくりに関しても趣向を凝らす。

 

つづく

 

(株)イオマガジン代表 菊野ひとし

【 ㈱徳間書店、㈱ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】

eラーニングとは 6 【接客業の研修①】

eラーニングの今(2016年版)

 

最近、DVDプレーヤーへ

DVDを入れることすら面倒になった、という話を耳にした。

 

少し極端な話かと思うが、

ここ最近の流れをみるとうなずける部分もある。

 

スマホを利用していると、

別の物同士(プレーヤーとDVDなど)を組み合わせることはなかなかない。

動画サイトや視聴サイトを訪れれば、

再生ボタンを押すだけで見たいものや、

聞きたいところへシームレスにたどり着けるからだ。

 

テレビ録画にしてもしかり。

いまやDVD再生より、

指定したチャンネルの番組をハードディスクに

録画・視聴できる全録レコーダーに人気が集まる。

 

そんな状況を考えれば、

冒頭のセリフもあながち

極端な話ではないのかもしれない。

 

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そんななか、

接客業の新人研修にもこの流れがあった。

 

全国展開で店舗営業を営むA社では、

今までは、各店舗に新人研修用のDVDを配っていたが、

昨年からeラーニングでの動画配信へ移行した。

 

教材は主に動画とパワーポイントで、

プラットホームは学習管理システムのMoodle(ムードル)。

 

教育担当者に違いを聞くと、

「DVDのときより確実に効果的です。

修得率もDVDのときより断然、早いと思います」という。

 

それはなぜか?

 

つづく

 

追伸:今後、さまざまなセミナー等へ参加するので、それも最新情報(番外編)としてレポートさせていただきます。

  

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 ㈱徳間書店、㈱ジャストシステムを勤務後、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】