eラーニングとは19 【塾と動画配信②】
動画教材の場合、配信方法についても考えなければならない。
ダウンロード形式か、それともストリーミング形式かである。
この選択はなかなか難しい。
低コストで映像を配信したいならダウンロード形式がベストだが、受講生にとってはダウンロードが終わるまで待たなければならないタイムラグが生じる。また、配信側にとっては教材をダウンロードされてしまうというリスクもある。
いっぽう、受信したらすぐに配信されるストリーミング形式だと、受講生はすぐに動画教材を見られるし、ダウンロードできないため、コンテンツ保護という面でもベターである。ただし、サーバ+ストリーミングサーバという構成になるので、割高になるデメリットはある。
また、もうひとつ考えなければならない問題もある。
受講生などの同時アクセスの問題だ。
何人まで同時アクセスに耐えられるか?
これによってサーバスペックが異なってくるからだ。
つづく
イオマガジン代表 菊野ひとし
【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。
http://www.io-maga.com 2016年5月Moodle正式パートナーへ】