e-Learning magazine (はじめてのeラーニング)

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eラーニングとは11  【英文ライティングとMoodle(ムードル)①】

 

ビジネスの現場では、不明瞭な英語で書かれたeメールによるミス・コミュニケーションが多発している、という。

 

そんななか、10年以上、英語のライティングをeラーニングで企業や個人向けに教えている会社がB社である。

 

 「個人のお客さまもおりますが大半は、大手監査法人、大手法律事務所といった法人です」とはB社・マーケティング部長だ。「一語一句間違えられない状況の中で、より正確な文章を書けるということでニーズが高まり、10年以上eラーニングでビジネスライティングのサービスを提供しています」

 

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ネイティブでさえ、学ばなければフォーマルなライティングは身につかない。それを効率よく学べるようにプログラムされている、という。たしかに日本人なら誰もが正しい日本語をかけるわけではないのと同じだ。 

 

現在、3つのコース設定があり、TOEIC300~600点が基礎コース、600~900点が中級コースで、900点以上が応用コースだ。「ただし、TOIECで900点以上あれば、応用コースか? というと違います。最初にプレスメントテストをうけてもらい、コースが決まる仕組みです」応用コース希望の方でも中級コースになったりする方もいるという。

 

そして、ここのビジネスライティングのやり取りを行うプラットホームに学習管理システムのMoodle(ムードル)が利用される。

 

どのように利用されているか?  そこにこの会社の魅力が凝縮されているのだった。

 

つづく

 

イオマガジン代表 菊野ひとし

【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】