eラーニングとは16 【通信講座のオールWEB化 Moodle(ムードル)活用編③】
ただ運営会社は、いきなりすべての通信講座をWEB化しようとは考えていなかった。まずは一部の講座をWEB化し、その反応をみて、徐々に拡大しようとしていた。
ビジネススタイルすべてを変更するにはリスクが伴う。
受講生の反応も聞きながら、徐々に方向展開したい考えだ。当然といえば当然である。
一方、これから通信講座を受けたい受講生の話も聞いたことがある。
子どもと母親が、英語検定とインテリアコーディネイトを習いたい、と思っている方だ。郵送の流れを伴う通信講座での受講になるらしいが、できるならWEBだけで完結すれば嬉しい、という声を聞いた。
世代や習う講座にもよるのだろうが、スマホ等で見られる通信講座のメリットは大きい。
運営側、受講側、双方で一番のネックになるのはやはり「お金」の問題になると思う。
運営側は当然、既存の売上は確保したい。
一方、受講生側は、紙やCDなどの商材がないのであればリーズナブルさを求める。
どちらともに正しい、と思う。
そこをどう埋めるかが、通信講座のWEB化の課題になるのだろう。ただ、紙やCDではできない、WEBだからこそできるサービスで、ここを打開する案はさまざまあると思う。
弊社では、「通信講座のオールWEB化」サービスをスタートしているが、WEBだからこそできるサービスの提案もいろいろしてゆきたいと思ってます。興味ある方はぜひ下記アドレスより、ご連絡いただければ、と思っております。
つづく
イオマガジン代表 菊野ひとし
【 株式会社徳間書店、株式会社ジャストシステムを経て、eラーニングのコンテンツ開発から学習管理システム(Moodle/ムードル)の構築・開発・運営をトータルでコーディネイトする会社、(株)イオマガジンを設立し、2016年で10年目。http://www.io-maga.com 】